ジグの作製【鋳造編】
ケミカルウッドからジグのマスターを作成し、シリコンで型をとったので、次はその型に鉛を流していきます。
型取り編はこちら
まずは型に合わせてアイを作ります。
アイが抜けないように返しをつけました。
アイができたら型に合わせて挟みます。
ネットで調べてると、型にベビーパウダーを塗った方が良いって書いてたのでベビーパウダーを一応塗りました。
そして万力で挟んで固定しました。
固定したらいよいよ鉛を溶かしていきます。
バーナーと100均で買った鍋、お玉を用意してと。
鉛は以前にMさんに10キロ程頂きました、あざす!
余談ですがこの中には2種類の鉛が入ってます。
1つは鉛純度の高い鉛。
もう1つは活字鉛という鉛以外の不純物が入った鉛です。今回の場合、アンチモンが15%くらい入ってます。
なぜ2種類の鉛を準備したかと言うと。
ジグを作製する場合、アンチモンは10%前後が良いとされています。
鉛純度が高いと鉛自体が柔らかく使用時に曲がってしまう恐れがあります。
一方でアンチモン濃度が高いと硬い鉛になりますが折れやすくなってしまいます。
よって、ジグで使用する場合は、アンチモンが10%前後の鉛が良いとされています。
従って今回は2種類の鉛を混ぜてジグ用の鉛に調整しました。
早速、鉛を鍋に入れ、コンロとバーナーで加熱しました。
注)防毒、防塵マスクを忘れずに!!
2、3分で簡単に溶けました。
溶けたらお玉ですくって湯口へGO!!
勢い余って溢れましたが。。。
ジャジャーン!!できた!!
ついでにもう1つ。
呆気なく出来たみたい書きましたが、何度か失敗してます笑
やってみて思ったのが、鉛を注ぐときの温度が大事です。
低いと途中で固まって注げなくなるし、逆に高すぎる(400度以上?)とシリコンの耐熱温度以上になってしまうので型が駄目になります。
現状、温度計がないので感覚でやってますが笑
以上、ざっとジグを作ってみました。
今回作ったジグはインチク用?ジギング用かはわかりませんが(笑)
取り敢えず実際に使ってみてレビューしたいと思います。
一応今回をもって、ジグの型の作成から鋳造、塗装と全て出来るようになりましたとさ(細かい所はおいといて)。
めでたしめでたし。
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