船を買うまで(パート1)
- 2019.08.22
- マイボート
- サラリーマン船長, シーサウンド, ジギング, スーパーライトジギング, タイラバ, ティップラン, プレジャーボート, マイボート, メンテ, 山口県, 維持費, 船維持費, 萩沖, 釣り
今回は実際に船を買うまで、自分は何をしたかを書きたいと思う。
①まずは船の相場調査
調べてみると、船自体の値段は数十万~数億と様々で、自分の場合は、予算の関係から中古船に絞ってリサーチした。中古船であれば下記の中古サイト、ボートワールド等を見て、自分の予算にあった船の大体の相場を把握した。
ボートワールド
https://www.boatworld.jp/
一番は最寄りのマリーナに行ってみて実際に船を見ながら話を聞くのがいいと思う。マリーナにはネットに掲載する前のボートも置いてあり、良い船は大抵ネット掲載される前に売れるそうだ。
②船の用途を考える
船にも様々な種類があり、釣りなのか?ウェイクボードなのか?それとも優雅にクルージングなのかなど、用途によって形等全く異なってくる為、何処に重きを置くかが重要である。
自分の場合は、釣り用の船が欲しかったため、釣り場のスペースが広く確保されているウォークアラウンドタイプの船に絞って探した。
船の大体の形が決まった時、自分が次に気になったのはエンジン型式や寿命である。これについては最後まで悩んだ。
③エンジンの駆動型式
船には大きく分けて以下の3つのタイプがある。
・船外機 ・ドライブ船 ・シャフト船
それぞれメリット、デメリットがあるため簡単に説明する。
船外機は、メンテナンス性が良いというのが一番のメリットである。エンジンが外付けのため、故障した場合でも修理し易く、修理代も安いため維持費も安くなる。
デメリットとしては、寿命が5~10年と短いことである。いくら丁寧にメンテナンスしたとしても、10年くらいで壊れると言われており、その場合エンジンを乗せ変える必要があるため、その都度、馬力にもよるが、100馬力であれば100万程度の出費を要する。
ドライブ船のメリットはディーゼルエンジンであるため、燃費が良いところである。例えば聞いた話だと、同じ場所から同じ釣り場にいった場合(実釣約6時間)、ガソリン消費量は船外機ではレギュラー50L(115馬力)に対して②ドライブ船では軽油20L程度だそうだ(馬力にもよるが…)。しかも、申請することで軽油免税32.1円も受けることができる。その為、圧倒的に燃料費は安く済む。
また、丁寧にメンテナンスしてやれば、寿命は10年以上、20年以上持つ船もあるらしい。
一方でデメリットとしては、船外機に比べ、メンテナンス性は劣り、故障した場合も修理代が高いことである。ざっと、船外機の1.5倍くらいの費用になるそうだ。
また、海上係留で週に1回程度しか乗らない場合、フジツボや牡蠣が付着する。ベローズに付着した状態で舵をきるとベローズに穴があき浸水する可能性がある。浸水した状態で放置した場合、エンジンの内部が腐食し最悪エンジンを乗せ変えなければならない。そうなると、軽く数百万かかってしまう。しかも厄介な事にこれが結構頻発しているらしい。
このような事より、船外機に比べメンテナンスに気を配る必要がある。
最後にシャフト船 のメリットは、ディーゼルエンジンであること、水中にはシャフトしか出ていない為、機械的な故障が少ないこと、荒波でも推進力があることである。エンジン寿命も遊漁船がシャフト船を採用していることからも言うまでもない。
一方で、船自体の値段が高い、シャフト部のパッキンが破損すると沈没する恐れがある、舵が効きにくい等のデメリットがある。また、ドライブ船同様に、メンテナンス性も船外機に比べ悪く、修理代も高い。
以上、簡単ではあるがそれぞれのタイプのメリット・デメリットを説明した。どのタイプも一長一短あり、最後は本人の覚悟が必要だ(笑)
因みに私は、船外機かドライブ船かで迷いに迷ったが、エンジン寿命が長く、燃費の良いドライブ船を選択した。また、 大きな破損につながるリスクをなるべく 下げるため陸上係留を選択し、こまめにメンテナンスを行うようにした。
以降、(パート2)↓へ続く。。
-
前の記事
滋賀県のケーキバイキング 2019.08.21
-
次の記事
和歌山県日帰り温泉 2019.08.23
[…] 船を買うまで(パート1) […]
[…] 船を買うまで(パート1) […]