オリジナルジグ【熱転写挑戦編2】

オリジナルジグ【熱転写挑戦編2】

熱転写挑戦編1から日々熱転写しまくってます笑

 

ネットで調べてもあまり詳しくのってないので、これまでのまとめを備忘録として残しておこう!

 

 

 

まず熱転写とは何か。

熱転写とはシートの上から熱を加えてルアーに圧着することでホログラムを転写する技術のことです。

原理は良く知らないけど、恐らくルアーに接触する側のシートにコーティングされた接着層を熱で溶かすことで接着機能を持たせ、その接着層とルアーを熱接着させているのだと思う。ルアーと接着層が接着した後は、シートとホログラムの接着力よりも強固に接着しているので、シールをはがすとビニールとホログラムが剥離し、最終的にはホログラムだけがルアーに転写される仕組みだと思う。

 

熱転写のメリットとしては、ホログラムシールと比べ厚みが薄いので曲面に追従しやすく綺麗に貼れること(シールの厚み約40μm、転写箔の厚み17μm以下)。

また熱転写の方がシールに比べて剝がれにくいと思うし、厚みが薄いので塗装する際に段差を埋めやすいです。

  

一方でデメリットもあります。

1つは綺麗に貼るための条件が非常にシビアなことです。

実際にこれまで熱転写してみた感じ、ホログラム側の接着層は大体120℃前後で溶けだし、接着機能が発現してるなぁって感じです。

ですので温度が少しでも低いと転写されません。

一方で120℃以上に加熱すれば接着し転写可能となりますが、温度が高すぎるとホログラムシート自体が熱で溶けてしまいます。

シートの材質は恐らくPETですので、耐熱温度は精々200℃以下です。

 

下の写真は、自作のジグにプラサフを吹き、一日乾燥させた後に熱転写させた時の外観です。

一見、綺麗に転写されているようにも見えますが、

若干光沢が曇って輝きが失われています。

これもホログラムシ自体が熱に溶けるまでではないが、僅かにダメージを受けている為であると考えられます。

 

 

このように転写するための温度条件が非常にシビアであることがデメリットとして挙げられます。

 

 

でも、所詮は素人(笑)。

専用の機械もつかってないし、十分な出来栄えじゃね??って納得するサラセンと、

折角だからもっと綺麗に貼りたい!!と奮闘するサラセンがいます(笑)

 

本日はここまで。

奮闘するサラセンについては【熱転写挑戦3】に書いていきたいと思います。