船購入から1年経過
- 2020.10.24
- マイボート
- サラリーマン船長, シーサウンド, ジギング, スーパーライトジギング, タイラバ, ティップラン, プレジャーボート, マイボート, メンテ, 山口県, 維持費, 船維持費, 萩沖, 釣り
先月、船を購入してから1年が経過した。
お陰様で大きなトラブルや事故もなく楽しいマリンライフを送れている。
最近になって知人が船舶免許を取るとか取らないとか、船を買うとか買わないとか迷っているみたいなので、参考になるかはわからないが、自分なりに1年間、船を維持してみて思った事を書いてみる。
結論としては、船を買ってよかった!!
買える状況、釣りに行ける状況にあるのなら
後々後悔する可能性が1ミリでもあるのなら
さっさと買って今のうちに楽しんだ方がいいよ!です(笑)
とは言っても中々踏み切れないのが実情。
それはなぜなのか??
去年の自分を思い出す。
船購入に踏み切れない理由って何だろう??
なぜ車は買えるのに船は躊躇うのか?
理由は日常生活に絶対に必要な物かそうではないかの違いだろう。。
山口県は田舎なので車は必要だが船は絶対に必要なものではない。
つまり必要でない物にお金をかける。
つまりつまり船はかなり贅沢な物なのだ。
じゃぁなぜ自分は船の購入に踏み切れたのか!?
それは。。。。。
一言でいうと。。。。
馬鹿だから(笑)
人生で一度は船持ってるって言ってみたいと言う馬鹿げた理由です(笑)
今思うと船購入前からアドレナリンが出ていた為かアントニオ猪木の名言が頭から離れなかった(笑)そのくらいhighになってた(笑)
以下、名言 by アントニオ猪木
馬鹿になれ
とことん馬鹿になれ
恥をかけ
とことん恥をかけ
かいてかいて恥かいて
裸になったら見えてくる
本当の自分が見えてくる
本当の自分も笑ってた
それくらい
馬鹿になれ
でもそれくらい馬鹿になってやっとこさ船購入に一歩近づけた気がする(笑)
そこからアドレナリンが少し薄まり、船購入にあたってのメリットや不安要素を考えるようになる。。。
とりあえずメリットは言うまでもないので不安要素を考えてみる。
メリットについては過去にも少し触れた気がするから↓の記事を見てみてください。
船購入にあたっての不安要素
以下に自分の場合の不安要素を挙げてみた。
①船の維持費
②台風時の対応
③遊漁船のように釣れるのか
④子どもが生まれるけど釣りに行けるのか
⑤転勤←とりあえず転勤になってから考えることにした(笑)
⑥嫁の承諾←これについては船を買ってから報告すると言う暴挙にでた(笑)
ざっとこんな感じかな。番号の順番には意味はない!
恐らく船の購入で迷ってる人が一番気になるところって維持費じゃないかな。
自分もそうだったし。
と言う訳で①維持費について詳細を書いてみる。
船の維持費
自分の場合の維持費は主に船を置くための係留費、
海上でのトラブルを未然に防ぐための修理費(所謂メンテナンス費)、
快適にするための改造費、
釣りに行くためのガソリン代、
陸保管であるから船の上げ下げの揚降代である。
係留費、揚降代については船を買う前にある程度見積もることが出来る。
未知な部分としては、毎釣時にかかるガソリン代と修理費、改造費であろう。
それでは実際にかかった一年間の費用を下図の円グラフに示す。
Total 81万!?
ドヒャーーーーーーーー>゜))))彡
こうやってみるとゴイス~~ですね!!
内訳としては係留費が20万。全体の25%を占めてますね。
マリーナに置いているので結構しますね。。
一応これでも安い方?だと思います。。
人によっては漁港に停めたりで1/4以下に抑えている人もいます。
それではなぜ高いマリーナを係留場所として選んだのか!?
それは自分の不安要素②の”台風時の対応”を難なくクリアできるからです。
自分の場合、家から船を置いている場所まで約1時間ほどかかります。
その為、台風が来る時など頻繁に見に行くことができません(頑張れば行けない事も無いですが)。
しかしマリーナであれは常にスタッフが居ますし、台風接近前にはマリーナ全ての船を上架し頑丈にロープで縛ってくれるため何の心配もありません。
これは自分にとってはかなりのメリットと感じてます。
続いて保有してからでないとわからない、修理や改造と言ったメンテナンス費についてです。
ざっと37万、全体の46%とこの一年では一番ウエイトを占めています。
序盤は結構修理代が嵩みましたね。
乗り出して2カ月くらいで漁師のカゴ?みたいなのを引っかけてプロペラが曲がって修理に5万(早々に洗礼を受けた)。
ドライブのチルトシリンダーからのオイル漏れでシリンダー交換等もろもろで12万。
ステアリングからオイル漏れで3万。
つまり5割近くが修理代でした(´;ω;`)ウゥゥ
こればかりは運ですね。結構古い船なのでしょうがないのかな。。
古い船、安い船を買うとこのようなリスクがありますね。。
でもその一方で船を見る力は少し上がった気がしますね。
この先、2艇目があるかは分かりませんがその時に役立つと思います(こうやって成長していくんだと思わないとやっていけない(笑))。
残りは年1回の定期メンテナンスでオイル交換やアノード交換、インペラ交換等のメンテナンス費です。
今回は初めてということもありマリーナのスタッフに教えてもらいました。
ざっと8万くらい。次回からは自分でやるので5万くらいに抑えれるかな。
その他としては生け簀を拡張したり、夜間用のサーチライトを付けたりで計8万でした。
定期メンテナンスの詳細についてはこちらを参照して下さい。
続いて揚降代とガソリン代です。
揚降代とは陸上で保管している為、船を上架したり下架したりする時に発生する費用です。
陸上保管して感じたメリットは、船底に貝や苔等の汚れが付着しない為
綺麗に保てることです。つまり船底塗装代が浮きます。
逆にデメリットとしては、揚降代が掛かること、出船前日に船を下架する必要があるため急に釣りに行きたくなった時に色々と面倒である事です。
特に月曜、火曜日はマリーナが定休日の為、船を下架したくてもできない事になります。
マイボートを保有しているのにも関わらず釣りに行けないのはかなりのデメリットですね。
続いてこちらも未知なガソリン代についてです。
船のエンジンの種類、大きさ、釣りに行く場所(近場か遠くか)乗船人数でも結構変わってきます。あとアンカー釣りなのか流し釣りなのかでも。
自分の場合はディーゼルエンジンの82馬力と小さいエンジンなのでパワーがなく遅いですが燃費は良いです。
大体往復40〜80キロ走って30〜60Lくらいの燃料を消費します。
これが船外機115馬力だと倍以上の使用量になると聞いています。
こちらについても過去に書いたような気がしますので気になる方は読んでみて下さい。
とりあえず維持費について重点的に書いてみました。
こうやって見れば船を維持するためには結構お金がかかる事がわかると思います。
自分は普通のサラリーマンですので中々大変です(汗)
なので普段の生活からなるべく節約する事を心がけてます。
自分の車は軽自動車にして維持費を安くする。
車検は自分でやる。
ジグは安いのを買う。
根がかりを極力避けるため、針の節約のため針はフロント一本。
釣った魚はその日に無理に食べるのではなく保存食として加工する。
スシローでは100皿のみ。
リールは自分でオーバーオール。
スノボーは早割券を買う。
スノボーはなるべく下道。
コンビニじゃなくてトライアル、ダイレックスで買う。
全て楽天にまとめてポイント倍率アップ。
携帯は格安プラン。
挙げたらきりがないですが、
色々頑張ってます笑
しかしその一方で船をもつことで沢山の人と繋がることが出来ました。これは船を保有したからこその出会いでありプライスレスの価値だと思ってます。
自分の場合、いつまで船を保有できるかはわかりませんが、自分の人生において間違いなく思い出になる体験を今出来ていると実感してますので心置きなく楽しみたいと思ってます。
船購入を迷ってるあなた、
冒頭でも述べましたが、
買える状況、釣りに行ける状況にあるのなら、
後々後悔する可能性が1ミリでもあるのなら
さっさと買って今のうちに楽しんだ方がいいよ!でした!(笑)
以上、簡単にですが船を購入して1年の自分の感想でした。少しでも参考になればと思います。
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